Adagio III

奥行きのある立体的な空間表現と豊かな低音再生を実現
新たに8mmドライバーユニットを新開発。筐体内の空気の流れを最適化するBAM
(Balancing Air Movement)機構により、奥行きのある立体的な空間表現と豊かな低音再生を実現。
AWARD
the absolute sound,
Editors Choice Award
2014, UK
the absolute sound,
Editors Choice Award
2014, UK
小口径で力強い音を実現したダイナミック型8mmドライバーユニット
小口径のドライバーユニットの開発は、非常に困難なものでした。サイズが小さい事で、全てにわたって
高い精度が必要です。また、小口径ドライバーユニットは鈍い音になりやすく、チューニングも同様に困難です。
初めての試作品が出来てから2年近くを費やした結果、小口径とは思えないほどのバランスの良さと、
スピード感ある音質を持つドライバーユニットが完成しました。
低音と奥行きのある立体的な空間再生を実現するBAM機構
バランスドアーマチュア型のために開発したBAM(Balancing Air Movement)機構を、ダイナミック型に応用。
筐体内の空気の流れを最適化する事により、小口径とは思えない自然な低音再生と奥行きのある立体的な空間再生を実現。

※BAM機構とは
finalでは、マルチウェイ化よりも、原理的に問題が起きないシングルドライバーユニットのフルレンジ再生で、低音と
立体的な空間とを再生する技術を開発することにしました。改めてバランスドアーマチュア型の動作を一から見直し、
今まで見落とされてきた筐体内の空気の流れに着目。通常密閉されているドライバーユニットに開口部を設け
筐体内部の空気の流れを最適化する機構、BAM(Balancing Air Movement)を開発。シングルドライバーユニットの
フルレンジ再生では困難であった低音と奥行きのある立体的な空間再生を実現しながら、
同時に自然で聴き疲れしないBA型イヤホンを可能にしました。
振動板背面の空気の流れを最適化する筐体形状
筐体内の空気の流れを最適化する事は、立体的な空間表現と低音の再生に不可欠です。空気の流れに沿って筐体内部の
形状を定めていった結果、航空機のジェットエンジンのような、機能美と言えるデザインとなりました。
選べる5サイズのオリジナルイヤーピース
2種類のイヤーピースを同梱。新型Eタイプは音導管部分と耳に触れる部分とで硬度が異なる2種類のシリコン素材を採用。音導管部分には、耳に触れる部分に比べて硬度が高めのシリコンに溝加工を施すことで強度と柔軟性を両立。円形を保ったまま耳の形に合わせてフィット。耳に触れる部分には柔らかいシリコンを採用し、快適な着け心地と高い遮音性を
実現しました。SS/S/M/L/LL5サイズ展開のEタイプに加え、密閉度と低音再生の異なるAタイプ(3サイズ)も同梱。
お好みによってお選び頂けます。
タッチノイズを抑えたしなやかなオリジナルケーブル
Adagioシリーズはイヤーパッドを新設計。遮音性を高めたものとなっています。しかし遮音性が高まると、ケーブルの
タッチノイズが気になりやすくなります。線材とケーブル被覆の素材についても、Adagioシリーズ用に新たに設計。
タッチノイズが起こりにくいしなやかなケーブルを作りました。
音漏れ防止と空気の流れのコントロールを両立するBAM開口部
空気の流れを調整するBAM(Balancing Air Movement)開口部。音漏れしにくい内部構造。
カラーバリエーション
BLACK、RED&WHITE 2色のカラーバリエーション。一目で左右を判別可能な色使い
スペック
型番
FI-AD3DRW3 / FI-AD3DBL3
筐体
ABS
ドライバー
8mmφダイナミック型
感度
100dB
インピーダンス
16Ω
質量
10g
コード長
1.2m
付属品
シリコンイヤーピース(Eタイプ5サイズ、Aタイプ3サイズ)
装着方法
左右をブッシュ内側にあるL(左)、R(右)の表示にてご確認ください。本体を持ち、まっすぐに押し込み、
安定する位置を探します。見つかったら、音楽を再生し、低音感をチェックします。低音不足を感じたら、耳道と
イヤーピースがフィットしていません。その際は、安定する位置を再度探すか、イヤーパッドのサイズを
変えてみて下さい。イヤーピースのサイズは合っているのに、フィット感が物足りない際には、
イヤーピースを水洗いする事も有効です。

※L(左)のブッシュ内側に左右識別突起がありますので、暗い場所でも手探りでL・Rの判別が可能です。
※Adagioは密閉性の高いイヤーピースを使用しています。イヤホンを耳道に抜き差しする際は、穏やかに行って下さい。
鼓膜等身体に負担を与える可能性がございます。
※通常、耳の形状は左右でかなり異なります。そのため、最適位置は左右の耳で異なります。
音質レビュー
ふくよかで力強い低域とシャープで歯切れの良い高域のバランスが非常に特徴的なイヤホンです。スピード感と
音の厚みがバランスよく実現できているモデルですので、ぜひ激しめの音楽やエレクトリックな音源をお試しください。
低域の圧倒的な量感を実感いただけます。
ユーザーレビュー
変態的だと評判?のAdagio IIとIIIをセットで買いました。
IIと同様に力強い低音ですが、高音も出ており、正しく究極のドンシャリ系ではないかと思います。
BAM機構のお陰で音場も広く、ドンシャリ系ですが、聴いていて圧迫感が少なく感じます。
EDMやユーロビートなどのダンスミュージックに加え、ロックやポップスでも迫力ある音を楽しめます。
IIIは、イコライザーや低音ブースト機能とかも使わずにデフォルトでドンシャリが味わえます。
色々なジャンルを聴くのでしたら、IIよりもIIIをお勧めします。
ただ、中年以降の年齢であれば、解像感が高くて低音もほどほどのHeaven IIが良いですね。

あと、IIとIIIで共通して言えるのは、イヤーピースの劣化が早く、一年くらいすると抜けやすくなってしまうことです。
私が大きめのイヤーピースを使っているせいか、イヤホンを外す時にイヤーピースが耳の中に残ってしまうこともしばしば。
そんな時は、新イヤーピースEタイプを使うと全く抜けなくなります。
音質も向上しますので、購入時からEタイプに交換すると良いと思います。

また、Heaven V Agingと比較すると、音が小さく感じ、ボリュームを大きめにする必要がありました。
(40代/男性)
とにかく聞いたことが無い低域のが襲ってきます。
ものすごい量感、かなり下の帯域まで出ており低域が好き、求めている人にはおすすめしたい一品です。
体験価値はものすごく大きいと思います。
ただ、広域の若干のクシャッとなった感じや、撥音系の音の再生には弱いのかなと感じました。
(-代/男性)
取扱説明書
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