Heaven VII

金属粉末射出成形法MIMにより、広いサウンドステージと
いつまでも聴き続けられる自然な音を実現。
ファイナルオーディオ製品の特長である、サウンドステージの広さとボーカルの生々しさを追求。
全帯域に渡ってクリアなサウンドの中で、ボーカルが温かく自然に響きます。特殊な金属加工法であるMIM
(Metal Injection Molding)により、切削では不可能であった、音響的に最適化された筐体を実現。また、
従来に比べ、低音再生に優れた新たなシングルドライバーユニットを採用。原理的に理想のフルレンジ再生
により、いつまでも聴き続けられる自然な再生音となっています。背面の意匠についても、単なる装飾では
ありません。共振の分散を図るという機能をデザインに落とし込み、美しさと機能を高い次元でバランスさせています。

※MIM(金属粉末射出成形)とは・・・金属微粉末とバインダーを混ぜ、樹脂のように金型で成形した後、
高温で焼結する方法。形状の自由度や精度は高いものの、表面仕上げが難しく外観部品に使用される事は少ない。
※MATT BLACKはダイレクトショップ限定カラーです。
AWARD
Diapason
Gold Diapason
2015, France
Diapason
Gold Diapason
2015, France
特長
フルレンジバランスドアーマチュア型ドライバユニット
従来のHeavenシリーズに比べて低音の再現力に優れたドライバーユニットを新たに採用。
原理的に理想のシングルドライバー、フルレンジ再生。
MIM(Metal Injection Molding)によるステンレス筐体
MIMとは、金属微粉末とバインダーを混ぜ、樹脂のように金型で成形した後、高温で焼結し、形状を整える方法です。
樹脂の成形品と同様に形状の自由度は高いものの、イヤホンの筐体として採用するには、焼結の際に20~30%も
縮む事による精度管理の問題、また外観品レベルまでの表面処理を施すのが困難といった問題を解決する必要が
ありました。私達は3Dプリンターによるチタン製イヤホンの開発過程で培った技術によりMIMの問題点を解決。
筐体のパーツを2点とシンプルにする事で、筐体の響きを最適にコントロールする事ができました。
背面の凹凸も単なる装飾ではなく、共振を分散させる形状となっています。
選べる5サイズのオリジナルイヤーピース
音導管部分と耳に触れる部分とで硬度が異なる2種類のシリコン素材を採用。音導管部分には、硬度の高いシリコンに溝加工を施すことで強度と柔軟性を両立。形状を保持したまま耳の穴に合わせてフィット。
耳に触れる部分は柔らかいシリコンを採用し、快適な着け心地と高い遮音性を実現しました。
SS/S/M/L/LLの5サイズを同梱。お好みによってお選び頂けます。
ステンレス製メッシュフィルター+音響レジスター
ステンレス製メッシュと音響レジスターにより、中高音のバランスを整えています。
タッチノイズを抑えたオリジナルフラットケーブル
ケーブルの柔軟性を高め、厚みを増す事でタッチノイズを減らしました。
カラーバリエーション
POLISHED SILVERとMATT BLACK(ダイレクトショップ限定)2色のカラーバリエーション
スペック
型番
FI-HE7BSS3 / FI-HE7BMB3
筐体
ステンレス
ドライバー
バランスドアーマチュア型
感度
106dB
インピーダンス
24Ω
質量
29g
コード長
1.2m
付属品
スチール製キャリーケース、シリコンイヤーピース(Eタイプ5サイズ)
装着方法
左右をブッシュにあるL(左)、R(右)の表示にてご確認ください。本体を持ち、少しねじるように押し込んで、
両耳に装着します。装着位置によって音質が大きく変化しますので、音楽を再生しながら、片方づつ本体を
立体的に動かし、最も好ましく聴こえる位置に合わせて下さい。それが最適位置(ベストポジション)です。
一度体験すると、二度目からは無理なく位置を合わせる事が可能です。

※通常、耳の形状は左右でかなり異なります。そのため、最適位置は左右の耳で異なります。
音質レビュー
全帯域に渡ってスムースでフラット。レスポンスがよく、素直なサウンドです。
落ち着いた音色で、すっきりと余分なものが混ざっていないようなクリーンさが特徴です。
ポップスはもちろん、レスポンスがいいイヤホンなので、メタルなどの激しい音楽でも意外な実力を発揮します。
ユーザーレビュー
HeavenVIIを4月2日に受取り、一週間ほど視聴した結果を報告します。このイヤホンの印象を一言で述べると「final audioの新たな挑戦」を感じる製品です。

私は4年ほど前にHeavenの初期シリーズ(S?)を購入したのがfinal audioとの出会いでしたが、このイヤホンも視聴の際に大変驚いたことを記憶しています。これまでに視聴したイヤホンとは全く違い、広大なダイナミックレンジと、メリハリの強いシズル感満載の味付けに驚き購入しました。そして、今回のHeaven VIIですが、以前のものとは打って変わり、大変ストレートな表現力で勝負する製品なのだと感じました。以前ウイスキーの宣伝文で「何も足さない、何も引かない」という表現がありましたが、このイヤホンにも類似の主張を感じます。とにかく低音から高音まで自然な再生能力が高いのです。

普通のイヤホンは低音の再生能力を強調したり、高温のヌケの良さを謳ったり、音の味付けに注力しますが、このHeaven VIIは相当に原音に忠実な再生能力を追及しているように感じます。演奏家がステージで創り上げた音がそのままの臨場感で楽しめる製品です。倍音ではではなく基音の再生を追及しているため、楽器の音程が良くわかるのも特徴の一つです。

特にアコースティック楽器で、その違いが強く感じられます。グランド・ピアノのように音域が広い生楽器の音を余すところなく再現してくれます。スタインウェイのように硬質でホールの隅ずみにまで届く音の表情が十分に感じられます。

難点を上げるならば、ベストな状態で視聴するのが難しい点です。イヤーピースのサイズ、耳とのフィット具合、周りの騒音などの影響が大きく左右します。視聴開始からまだ一週間ですが、筐体のエイジングによって音の深み(立体感)が増しているように感じます。どのくらいでベストな鳴りになるのかまだ不明ですが、原音の忠実さと演奏の臨場感に関心のある視聴者にはお勧めの製品です。
(50代/男性)